TOEIC 配点の仕組みとリスニング・リーディング別のスコア換算表まとめ

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TOEICには特殊な配点の仕組みがあります。

単純に50問正解したから250点!!のような単純な計算では有りません。

ではTOEICのスコア・配点の仕組みとは?

今回は、意外と知られていないTOEICのスコアの仕組みをご紹介します。

TOEICのテストの時、ずっと寝ちゃったんだけど10点も取れた!

良かったね・・・

エリカ
エリカ
目次

TOEIC(トイック)点数配分と構成

TOEICのスコアはリスニングとリーディングの2つのスコアを合計したものになります。

それぞれ100問ずつあり、リスニングの配点が495点、リーディングの配点が495点、合計で990点満点です。

リスニングとリーディングの配点

リスニング100問で495点

リスニングセクションでは、4つのパートに別れています。

  • Part1 写真描写 10問
  • Part2 応答問題30問
  • Part3 会話問題30問
  • Part4 説明文問題30問

パートごとの配点は公式が出していませんが、100問で最低点が5点、最高点495点です。

リーディング100問で495点

リーディングセクションでは、3つのパートがあります。

  • Part5 短文穴埋め問題40問
  • Part6 長文穴埋め問題12問
  • Part7 読解問題48問

パートごとの配点は公式が出していませんが、100問で最低点が5点

TOEICテスト最低点&最高点表

リスニング5~495点、リーディング5~495点、そして各セクションの合計点を10~990点の間で5点ごとの点数が出ます。

TOEICスコア最低点 最高点 一覧表

TOEICに合格不合格はある?

TOEICには合格不合格はなくスコア表記のみ!

TOEICテストの配点・採点方法

TOEICスコアの採点前分析とは?

試験直後に、無作為で抽出された解答サンプルの正答率を出して、各問題の難易度を分析します。

ここで採点の信頼性を確認します。この段階で不適切と判断された場合は採点から除外されます。

試験が終わったらすぐに採点が始まるのかと思っていましたが、そうではなくサンプルを抽出して分析をします。

例えば初級者のほうが上級者よりも成果率が高い問題などは欠陥となり採点から外されます。なので全ての問題が採点されるとは限らないのです。

TOEICの採点前後の分析は出来るだけ公平な点数を出すために行われています。

TOEICの採点はアメリカで行われている?

TOEICの採点は日本で読み取った回答データをアメリカのETS(TOEICのテストを開発しているところ)へ送り、行われています。

TOEICスコアの採点後分析

採点をしたあとには、統計学と心理統計学の専門家が全受験者の回答を検証します。

成績順でグループに分けて、正答率を割り出します。

ここで正答率に偏りがないかなど、もう一度信頼性を確認します。

TOEICスコアの統計処理とは?過去問がない理由

TOEICのスコアは素点(テストで取った点数そのまま)ではなく、スコアの同一化(Equating)と呼ばれる統計処理によって算出された換算点(Scaled Score)です。

テストごとの難易度のブレを無くして、スコア基準を公平でいつも同じに保つために素点(そのままの点数)を換算点に変換します。

具体的には、新しいテストに過去に出題したことのある問題をいくつか混ぜておき、この問題を中心にスコアを調整するということを行っているようです。

このイクエイティングと呼ばれるスコアの同一化を行うことによって、いつ受けても実力が変わらなければスコアも一定になるようになっています。

だからTOEICでは公式の過去問題を出していないんですね。

TOEICでは間違っても減点されない

TOEIC L&Rのスコアは正解した数によって決まります。間違った解答は減点されません。

もし分からなくてもとにかくマークをすることが大事なんですね。

リーディングなどで、最後まで問題が解けないという人もいると思いますが、とにかくマークだけは最後まで書くようにしましょう。

TOEIC 配点の仕組みは非公表

TOEICの配点は、公式に公表されていません。

TOEICは1問5点ではない?

採点の際に、採点されない問題がでたりすることを考えても単純に1問5点という計算では行われていないようです。
しかし大幅に配点が違うというわけではなく、4~5点の範囲だと言われています。

1問5点と決まっている場合は0点~1000点満点になると思います。10点~990点という不思議な点数なのも、統計に基づいて配点が行われているからです。

模擬テストの自己採点は?

模擬テストを自分で行って採点する場合は1問5点で問題ありません。

もし換算表がある場合は、そちらを使っても構いません。

どちらでも実際のスコアに近いものになるので、ある程度の目安として考えるためなら、1問5点で換算しても換算表を使用しても問題はないです。

わたしは大体1問5点で計算をしています。めんどくさがりなので・・・。

TOEICスコア点数換算表

TOEICリスニング・リーディング スコア換算表

こちらはリスニングとリーディングのスコア換算表です。

濃い青の部分は正解した問題の数で、その横にリスニングとリーディングのスコアが書いてあります。

https://exam-practice.com/toeic-listening-and-reading/

こちらは、公式が出しているものなので、参考程度にしてください。

この表では、最低でも17問以上正解しないと10点以上は取れない計算ですね・・・。

おわりに

TOEICのスコアは単純に正解した問題の数で計算できるものではないので、少し複雑です。

しかし毎回のテストの難易度が出来るだけ同じ様になって、公平なテストスコアを全員が得られるように考えられて作られているようです。

スコアの仕組みなどを知っておくのも重要なテスト準備なので、頭の隅にぜひ置いておいてください。

下の記事ではTOEICテストでの禁止事項について説明していますので、こちらも合わせてご覧ください。

引用元:https://www.iibc-global.org/toeic/

エリカ
エリカ

私もたくさん悩んで英語学習を続けてきたので、自分のノウハウが少しでも誰かの助けになれば幸いです!

toeic対策

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