副詞ってなんだかよく分からなくて昔本当に苦手だったなぁ
え~じゃあどうやって出来るようになったの?
これは使うなぁって言うフレーズを声に出して文章で覚えたんだよ
ふむふむ・・・眠い・・・
副詞と言う言葉で難しく聞こえますが、実は日本語を話すときにも頻繁に使っているので英会話の中でももちろん多く使われます。
副詞を取り入れることでコミュニケーションがより細かく出来て、思っていることが良く伝わります。
今回は副詞の役割、副詞を置く位置などを紹介しています。様々な種類の副詞があるので、ぜひいくつか覚えて実際に使ってみてくださいね。
副詞の役割とは?
副詞とは?
副詞は、主に『動詞・形容詞』を修飾します。
そして『ほかの副詞・名詞・代名詞・句・節』を修飾することもあります。
probablyの意味
『probably』は『十中八九は』『高い確実性で』『多分』『おそらく』という意味を持つ副詞です。
このような副詞のことを、『法副詞』と呼びます。話手の確信度によって使う副詞が変わります。
assuredly(確信して)
certainly(確実に)
clearly(疑いも無く)
definitely(間違いなく)
necessarily(やむを得ず・必ずしも~でない)
obviously(明らかに)
probably(十中八九)
maybe(もしかしたら)
perhaps(ひょっとしたら)
possibly(場合によっては)
など
probablyの位置は?どこに入れる?
be/助動詞+probably
Be動詞/助動詞と組み合わせる場合は、その後に法副詞を置きます。
I can probably work from 8 to 10 on Monday.(おそらく月曜日は8時から10時間まで働けます。)
I am probably late, but I don’t have a watch.(多分遅刻しているけれど、時計を持っていません)
probably+一般動詞
一般動詞が使われている場合は、法副詞+一般動詞となります。主語の直後に副詞が置かれます。
He probably ate the whole thing.(彼は多分全部食べただろう)
Erika probably lived there for a while.(エリカは多分そこにちょっとの間住んでいただろう)
maybeとperhapsの位置
法副詞の中でも『maybe』『perhaps』の場合は、通常は、文章の頭に位置します。
Perhaps you have seen it.(ひょっとしたらあなたは見たかもしれない)
Maybe she is right.(もしかしたら彼女は正しいかもしれない)
ただ基本的なルールなので、絶対というわけではありません。
様々な副詞とその位置
程度を表す副詞
程度を表す副詞は形容詞・副詞の前に置かれます。
He was very funny.(彼はとても面白かった)
Erika spoke extremely fast.(エリカはとてつもなく速くしゃべった)
【enough】の位置
常に形容詞・副詞の後に置かれる
It’s not good enough.(それは十分に良いとはいえない)
He wasn’t tall enough.(彼は身長が足りなかった)
これは『enough』のあとに『for~』~するには、という部分が省略されていると考えてください。
It’s not good enough (for the competition). それは競争には十分に良いといえない
He wasn’t tall enough (for putting the ornament). 彼はオーナメントを飾るには身長が足りなかった
様態の副詞
動詞+(補語)+副詞
様態とは『どのような様子で』を表す副詞のことです。
He sang the song beautifully.(彼は歌を見事に歌った)
Pack everything carefully.(注意深く全てを梱包してください)
主語+副詞+動詞+複合名詞(名詞句)
補語の部分が複合名詞の場合は、主語の後に副詞を置きます。
He beautifully sang songs (that he made for his girlfriend).
She carefully packed(broken dished and toys).
場所・方向の副詞
backward(後方へ)
elsewhere(ほかの場所に)
toward(~に向かって)
under(下に)
away(離れて)
behind(後ろに)
upstairs(上階に)
overseas(外国に)
somewhere(どこかに)
below(下に)
場所や方向の副詞は文末に置かれる場合が多いです。
We met Erika here.(私たちはここでエリカに会いました。)
I’ll go downstairs.(私は下の階にいきます)
場所の副詞、特に前置詞句は話題化(これから、このことについて話ますというちょっとした強調)として、
In the classroom, we studied Japanese.(教室では、私たちは日本語を勉強しました)
『here』『there』は、口語では良く文頭に来る
Here she comes!(彼女がやってきたよ!)
There you go.(それでいい感じだよ)
時の副詞
yesterday(昨日)
tonight(今夜)
tomorrow(明日)
hourly(1時間に1度)
nightly(毎夜の)
weekly(毎週の)
yearly(毎年の)
文末に置かれる場合が多いです。
I met her yesterday.(私は彼女に昨日会いました)
Yoshi argued with his parents a few months ago.(ヨシは何ヶ月か前に彼の両親と口論をした)
ここでも話題化された場合は、文頭に来ます。
副詞の部分が主題化された場合は文頭に来る
Last summer we went to Tokyo Disneyland.(去年の夏に私たちは東京ディズニーランドに行きました)
頻度の副詞
頻度が多い
always(いつも)
regularly(定期的に)
generally(大抵)
often(しばしば)
frequently(頻繁に)
sometimes(時々)
頻度が低い
ever(絶対に)
never(絶対にない)
seldom(めったに~しない)
hardly(ほとんど~ない)
一つの単語だけの頻度の副詞は、動詞の前に置かれます。
Erika hardly play sports.(エリカはほとんどスポーツをしない)
Yoshi sometimes forget doing his homework.(ヨシは時々宿題をするのを忘れる)
Be動詞/助動詞がある場合は、そのあとに副詞を置きます。
I can always visit you.(私はいつもあなたを訪ねることが出来ます)
He has never had a holiday.(彼は休暇をとったことがない)
助動詞が二つある場合はその間に入る
We have never been invited to wedding.(私たちは結婚式に招待されたことが今まで一度も無い)
句となっている副詞は通常文末に置きます。
The train comes every minute.(電車は毎分きます)
We heard them talking now and then.(私たちは彼らが話しているのを時々聞きました)
程度の副詞
completely(完全に)
altogether(全く)
almost(ほとんど)
very much(とても)
practically(ほとんど、事実上は)
quite(完全に)
rather(かなり)
kind of(ある程度)
hardly(ほとんど~ない)
scarcely(ほとんど~ない)
be/助動詞+副詞+動詞の場合
He has completely ignored me.(彼は完全に私を無視しました)
It was almost dark.(ほとんど真っ暗でした)
副詞+一般動詞の場合
I partly agree with you.(私は一部あなたに同意します)
He practically worked full time.(彼は事実上フルタイムで働いていました)
文末に置く場合もある
I love her very much.(私は彼女をとても愛している)
I need a water badly.(私はとにかく水が必要です)
おわりに
副詞には、様々な種類があり使い方があります。
今回紹介したもの以外にも特徴がありますが、基本的な使い方は今回紹介した種類を押さえておけば十分です。
短いフレーズを繰り返し使っていくことで副詞も自然と会話の中に含めることが出来るようになってきます。
『There you go』はように良く使われるフレーズですが、『また始まったよ』『良い感じだよ』『その調子』など実際の言葉として発するには、ネイティブスピーカーや英会話講師と会話で練習するしかありません。
不得意な部分を重点的に英会話レッスンでカバーすることで、メリハリのある学習が出来てお金を無駄にすることもありません。
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